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大悟三十周年記念・立宗二十五周年記念大賞
1
Title
地球の光
作品分野
洋画 (アクリル)
作者
黒田 雅夫
展示場所
総本山・那須精舎
コメント
地球より大宇宙へと発される偉大なる叡智の光と、それを敬愛する菩薩と天使たちの姿を法輪と共に巧に描いた見事な作品。画面全体から放たれるきらきらとした光はまばゆいばかりである。作家が数年来探求してきたこのスタイルの、集大成的なものと解される。この受賞を機に、作家にはさらに新たなる地平への飛躍を期待したい。
審査員特別賞
1
Title
慈悲の泉
作品分野
日本画
作者
久守 圭子
展示場所
総本山・正心館
コメント
日本画の技法による優れたバランスの作品。世俗的な女性像と黄金の水流から構成されており、世俗画でありながら宗教画としての十分な聖性を有しているのは、作家自身の心が聖へと向かっているからなのであろう。作家は「美」の秘密を解き明かしつつあるように思われ、さらに深めていかれることに期待したい。
優秀賞
1
Title
未来への選択
作品分野
光次元絵画 (アクリル他)
作者
武田 育雄
展示場所
総本山・正心館
コメント
作品の持つスケール観、深さ、色彩に込められた表象性など、入賞作中でも傑出している。作家の近年の作品中でも見事な出来栄えである。画面全体に漲る静謐なる躍動感は、エル・カンターレの聖性をたしかに表出している。
2
Title
愛の光が満ちる時
作品分野
美術工芸
作者
島本 悠次
展示場所
総本山・未来館
コメント
作家の超絶技巧とも言うべき筆さばきから生み出される桜の花々の可憐な輝きがまばゆいばかりの作品。磁器の絵付けでここまでの筆さばきができるのは、作家の常日頃からの心の鍛錬の賜物なのであろう。透明な桜花の色は、通常、発色不可能であり、近似した色合いは、18世紀前半のマイセン窯でベットガーが作ったものにわずかに認められるばかりである。器身の焼成も頗る良好で、光に満ちている。作家には、繊細な絵付けと合致した器身の工夫をさらに期待したい。
準優秀賞
1
Title
牡丹
作品分野
洋画
作者
大畑 稔浩
展示場所
総本山・正心館
コメント
小品ながら確かな筆致が印象的な作品。黄金の背景と、文人が愛する気品高き花である牡丹との組み合わせは、釈尊と仏弟子との象徴のようでもある。
2
Title
Lightscape“GentleBreeze”
作品分野
美術工芸 (絹・染料)
作者
松原 冬子
展示場所
総本山・未来館
コメント
一枚の絹を多彩色に染め分けて生み出された高度な技法による作品。各部分の染め分けや巧なグラデーションの援用のみならず、画面構成やモチーフの抽象表現など、この分野における世界水準を優に超えている。作家には大作への期待を寄せたい。
3
Title
高貴なる義務
作品分野
書
作者
牧野 浩二
展示場所
総本山・那須精舎
コメント
主のご著書『教育の法』からの一節を行書体で見事に揮毫した作品。台紙には金泥による団龍文が縦に描かれ、高貴さと義務への高い決意が表象されている。
4
Title
喜笛
作品分野
イラスト
作者
太田 睦美
展示場所
総本山・未来館
コメント
技ありの一言。巧みな画面構成と限られた色数の巧みな配色、そして濃淡の使い分けなどが、愛らしいモチーフと見事に合致し、上手さのなかにも、ホッとする癒しが感じられる作品。作家にはこの方向での着実な成長を期待したい。
5
Title
宇宙(ふるさと)
作品分野
ファイバーアート (メタル糸・布・紙)
作者
リトゥン美奈子
展示場所
総本山・那須精舎
コメント
全出品作品中でも、もっともユニークな作品。シンプルな素材でありながらも、見事に宇宙を表現している。まだまだ荒さは残るものの、これからの可能性に期待したい。
審査員賞
1
Title
楽園の一日
作品分野
日本画 (和紙)
作者
田中 賢二
展示場所
総本山・那須精舎
コメント
金色に輝く太陽と、平面的に描かれている人物群の儚さとがあいまって、予言とも、警告とも受け取れる謎めいた印象を持つ作品。《楽園の一日》と言うよりは、《楽園の最後の一日》のように見えてしまうのは、穿った見方であろうか。
2
Title
春~主の理想実現への祈り’11
作品分野
洋画 (アクリル)
作者
前田 久美子
展示場所
総本山・未来館
コメント
偉大なる主の下にたたずむ女神たちを描いた作品。昨年度に次ぐ連作であるが、旧作よ りも画面全体の透明度は増しており、静謐なる聖性を実現している。惜しむらくは、右側の人物のプロポーションが若干乱れている点である。次回の作品に期待したい。
3
Title
光輪
作品分野
写真
作者
田中 洋之
展示場所
総本山・正心館
コメント
夕映えのなかに輝く光輪を見事に捕らえた作品。天と地とが光輪によって結ばれる構図は巧みであり、光そのものを表現している。
4
Title
月面精舎落慶 そして宇宙へ
作品分野
造形 (エポキシパテ・プラ版・木材・アクリル塗料等)
作者
鈴木 崇文
展示場所
総本山・未来館
コメント
見ていて楽しくなってくる、明るい未来を予感させる作品。仕上げに雑さは残るが、今後の作品が期待される。
5
Title
涙の谷を渡れ
作品分野
彫刻 (松・楠)
作者
成末 隆雄
展示場所
総本山・正心館
コメント
作家の誠実な人柄が全体に現れている作品。鑿の一手一手に真心が込められている。技巧の鍛錬と人格の陶冶が作家には不可欠であることを教えているようだ。若い世代の作家たちは良きお手本として頂きたい。
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